ちいさな日々の記録

2021/12/30

今年もありがとうございました。

なんともあっという間に今年も残すところ数日となりました。ART&CRAFT 静岡手創り市を終え、自宅マンションの改装工事があり、その後は東京の友人が泊まりに来てくれるというサプライズの連絡を受け、数年ぶりの再会が叶いました。本当に本当に大好きな友人。話し、笑い、たくさんの時を共有できたことが今年の大切な思い出のひとつとなりました。

コロナ禍になって時間の過ぎる感覚が変わったように感じています。コロナさんに頭、心の大半を占領されているような。なんだか気ぜわしくて、空回りし、時間だけが過ぎていっているような感覚も覚えます。コロナさんとはまだまだお付き合いをしていかなければならない様子。後悔のない行動をとっていくことが日々大切であるように思います。それぞれの人、動物、命に与えられた時間をまっとうできますよう祈るばかりです。

今年もありがとうございました。 健やかに新年を迎えられますように。

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友人と久しぶりの京都へ。久しぶりに会えた友人と尽きない話に夢中になり、紅葉見物は二の次に。でも京都はやっぱり美しかった。また何度でも訪れたい場所。

2021/10/17

ART&CRAFT 静岡手創り市 終了しました。

今年のART&CRAFT 静岡手創り市 秋を終了しました。お越しくだいましたお客様、真剣な目でお選びいただいたお客様、お話させていただいた作家のみなさま、スタッフのみなさま、本当にありがとうございました。

護国神社に着いてから順番待ちの車の中で、まず、木々の秋の香りに包まれました。作家のみなさんが黙々と準備を進めておられ、その瞬間から大好きな空気を感じました。お天気にも恵まれ、とても充実した時間を過ごすことができ、無事に戻ってくることができました。家を守ってくれる家族にも感謝です。

今年は猫のマフラーをお持ちしたのですが、猫と一緒に暮らす方が多いことに驚き、お話も尽きず、とても楽しかったです。その他のお客様とも糸を含めた素材についてお話をさせていただきましたが、素材にこだわること、手編みの良さを少しでもお伝えできていたら嬉しい限りです。毎回お越しくださるお客様の元気なお顔を拝見できたこともとても嬉しかったです。

現在は、以前に編んだセータをほどいて糸にしてあったものを編み始めました。冬支度開始です。

今週から気温も下がって、冬に向かいます。どうぞご自愛いただき、健やかにお過ごしくださいませ。

今年も幸せなお時間をありがとうございました。

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木々に囲まれた護国神社。二日目の朝は小雨から始まりました。

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二日目のお客様をお迎えする前の風景。

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我が家の菊之助さん。みんなお利口にお留守番してくれていました。

2021/9/3

ART&CRAFT 静岡手創り市 秋に参加させていただきます。

今年もART&CRAFT 静岡手創り市 秋に参加させていただくこととなりました。

長い期間、この綴りが滞ってしまっていましたが、現在は手創り市に向けて少しずつ準備を進める日々をすごしております。今の世の中がこれまでになく複雑で混乱しているように感じています。準備を進めていて、その感覚が少なからず編むものにも影響を与えているように思います。今季は定番のアイテムに加え、人と猫のおもちゃや人の心と身体を温めるものなど、見せるということよりも自身に向き合うものをメインに準備しているようです。自分を癒し、力が戻ったら、周りの家族、ペットへ愛情を注いでもらえたらと思います。開催日は10月9日、10日です。ご都合が合いましたら、ぜひお越しくださいませ。

これまでにご購入いただきましたお帽子の編み直しも受けさせていただきます。会場にてご相談いただければと思います。コロナとの共生は続いています。どうぞご自愛くださいませ。今年もみなさまにお会いできますことを楽しみにしております。

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アルパカ糸で編んだアンクルウォーマー、リストウォーマー、アイピロー(小豆とダウンの2種)のセットです。温めると良いとされる足首、手首、疲れた目を癒していただけたらという思いで編みました。

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中に鈴を入れた猫じゃらし。見て、触って、聴いて、猫も人も癒されてもらえたら。

2021/2/24

紡いで、織って

普段から気の向くまま手を動かしていますが、2月はたくさん紡いだ月でした。作業しながらも織ることと編むことの違いをよく考えます。編み手としては織りものに憧れるところも大きいですが、冬に出展させていただいたイベントの織り作家さんとお話ししていて、編み物の方が色々なかたちと用途のものが作れますよねというお話しも。改めて、ふむふむ、そうだよねと考え。織物は経糸と緯糸で構成されていて、ストレッチする方向が限られるのでとても強くて、糸が細い分露出面が小さくて摩擦も少なく、長く形状を保てる。経糸と緯糸なので、糸の量が限られ大きいものでも軽く仕上がる。ストールやマフラーを織る場合はフリンジをあえて作らなくてよいところが良い。小物を作る場合はソーイングに切り替えて完成させる方法が主でしょうか。 編み物は身の回りの一式を揃えられるくらい色々なものが作れます。アイテムによっては使用頻度が高くなって、摩擦をたくさん受け、毛玉ができる、穴も空きやすくてへたりやすくもある。12月に帽子の修復依頼をいただいて、編みなおしをさせていただきましたが、ほぼ新品のように仕上がりました。柔らかさもありますが、強さもある糸を使用していたことで、糸が湯通しするだけでふんわり元にもどってくれました。編み直し、糸を再利用していくためには強めの撚りの糸を選んでおく方がよい。木材のように経年劣化でよい風合いがでる素材もあるけれど、ニットはむずかしくて、私個人的にはへたり、毛玉、見せるかたちで修復されたものよりは編み直したものを好みます。手紡ぎの糸でも、撚りが甘めのふわふわの糸を手紡ぎされている方もいらっしゃいますが、編み物上級者向けの糸であるなあと感じます。私は柔らかさもほしいですが、耐久性もほしいので、糸を紡ぐときはしっかりめの甘撚りに紡ぐようにしています。

2月は3種類の糸を紡ぎ、それぞれでマフラーを織りました。一つは母のお誕生日のプレゼント用にメリノのトップから2plyの糸を、もう一つはベビーアルパカの糸のシングルを、あと一つは原毛の白いペレンデールを2plyに紡ぎました。出来上がったものはそれぞれの表情がありますが、ペレンデールの糸で織ったマフラーはこれまでにあまり触れたことのない感触でとても良く仕上がりました。現在は友人にプレゼントをと、ペレンデールの糸を手紡ぎ中です

1日があっという間でなかなかすぐには思うものを完成させられないなぁと少しもどかしくもあり、手紡ぎの作業が楽しみでもあり、どんな風に織れるのか、心配と楽しみとで心がいっぱいにもなっている。幸せなことなのかもしれません。いろいろと考えていることを書かせていただきました。頭の中が整理されていませんが、編み物の良さ、織りの良さをいろいろな幸せな素材を使用して表現していけたら嬉しいのかなと思います。そのためにはたくさんの素材を知り、編み、時には糸を紡ぎ、織る。よくばりだけれど、続けていけたらと思います。

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メリノのトップから紡ぎました。

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縮絨後。ほっこりした仕上がりで、メリノウールらしく肌にやさしいです。

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ベビーアルパカのトップで紡いだシングル。

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いち、にい、さんと数えながら。

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ペレンデールのロック

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ぬくぬくの中で撚り止め。

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湯通しで手紡ぎの糸は柔らかくなり、ぷっくりと膨らんでくれます。

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なんとも言えない光沢感があって、やわらか。

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杉綾パターンに。

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1M50CMで145Gと軽いですが、程よい厚みと弾力があります。

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織り模様も美しく表現されたように思います。

2021/1/31

2021年も手を動かして始まりました。

遅いご挨拶となりますが、新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。全国的に寒い新年の始まりでしたが、みなさま、ゆっくりと過ごすことができたでしょうか。静かに新年を迎えました。久しぶりに本を読もうと買い込んでいましたが、編みものなどで手が塞がると本を手にとることができず、結局読むことができませんでした。通勤時間がほぼ無く、普段、電車などで本を読む時間もとれないので、読みたい本のオーディオブックがあれば、耳で聴きながら手を動かせるのに、と考えたりしていました。

目も疲れ、肩もこるので昔のように根気が続きませんが、今月も色々と手を動かしました。溜まっていたニットのお直し、編みかけの毛糸のパンツの仕上げ、新しく届いたカシミア糸を使用して透かし編みで小さなマフラーを編み、友人の3歳になる娘さんへのプレゼントにあみぐるみを、来月の母のお誕生日に向けてマフラーを織るための手紡ぎを開始。編んだり、糸を紡いだりしていると無心というか心静かにはなりますが、頭の中では色々と考えているのがわかります。今年も頭の中にあるものをかたちにしていけたらと思います。年が明けてから作ったり、試したりしたもののお写真を。

今年も健やかで穏やかな1年となりますように。

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カシミアのトップ。

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柔くて繊維がとても短いのが特徴です。

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すこし太めの糸を目指して。

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2plyサンプルで撚り具合をみる

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昨年は大判のアイテムを編むのがいっぱいいっぱいで、活躍の場がなかった糸車。母の誕生日プレゼントの織りのマフラー製作に向けて、埃を落とし、油をさして、くるくるスムーズに再稼働。足と手をゆっくりリズミカルに動かして。楽しい。

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奧からグレーのメリノ、ホワイトのメリノ、ホワイトのベビーアルパカ、ホワイトのカシミア。それぞれ11グラムのトップを試し紡ぎ。撚りどめ前。どれも柔らかで、母へのマフラーはどれで織るか悩みます。

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カシミアの2プライ。本当に柔らかで光沢が美しいです。

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昨年からの編みかけの毛糸のパンツを仕上げ。ゴム編みがあまり使いたくなくて、かけ目を使用した縁編みで。メリノ糸を使用。

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ずっとやってみた買ったお人形。着せ替え用の服や小物を編んで、プレゼントにする予定。つぶらな瞳にしてみました。

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27番のカシミア100%糸でいつもの透かし編みを試しています。縮絨してどんなカシミアの表情になるのか、楽しみであり、緊張。

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この子たちにどれだけ支えられ、生活を豊かにしてくれているか、測り知れないほど。人間を含めた私の愛しい相棒さんたち、どうか元気で長く一緒にいてほしい。